1/3Guitar Pot 01 02
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 試作品ではABS樹脂を使用しました。ですが、後のハンダ付けなどの作業を考慮すれば、熱に強いベークライトが望ましいです。また、これはレバースイッチのプレートにも同じことが言えますが、細かな穴が無数に開けられたり、どうしても肉薄になってしまうところがあったりと、虚弱になりがちです。本番では、肉厚にベークライトを1mm程度まで削り、使用することになります。
 下が電極の治具プレートです。電極の素材は白金と呼ばれるもので、暑さ0.3mmを使用します。治具は真鍮を使いL型とプレートをロー付けにより一体化後、開孔します。しかし、これからはロー付けではなく、ボルト等で固定するのが正解です。何故なら、ロー付けの作業で行うバーナーで、プレート自体が熱でわずかにも歪んでしまい、精度が期待できなくなります。もっとベストには、インゴットからフライス盤で切り出してつくるのが正しいやり方です。
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