1/3 Guitar Switch 01 02
更新日2004年05月31日
 
 
レバースイッチの心臓部です。レバーに取り付けられるこの回転円盤が電極をなめながら信号を伝えていきます。材質はABS樹脂。開けられている穴の直径は0.6mmが5個。センター軸は直径2mmの変形型です。
 

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 最後の山が見えてきました。視界良好 ^^;; 全面的に修正を加えた試作4号機の仮組風景を報告します。

 もっとも難関であった最大級の虚壁の一つが、新たらしいペンキで塗られようとしています。(ちょっとオーバーかしら ^^;;)まだ仮組状態なので電気テストはこれからになりますが、外観はほぼ完成してきました。強度を考慮したため、フレームや電極プレートなどが厚く改良され、へこたれない丈夫な構造です。

では、それぞれの部品構成を見てみましょう。
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主要部品構成です。左にある無数の穴あきプレートが、レバー製作用の治具です。電極を取り付ける穴の位置を決めるものですが、この穴の位置に設計ミスが浮上してきました。 電極プレートは、実際のベークライトを厚さ1mmに加工して使います。試験的に新しい加工術で切り出された電極が付けられています。取り付けは0.6mmのアルミパイプが使われました。
 
 

レバーカム部分です。フレームへ固定するピンの太さはφ1.0。スプリングは0.2mmのステンレスです。ここでは見えませんが、レバーとの接点部分には、パイプを埋め込んだ軸が付けられています。軸の直径は0.6mm。パイプ径は1mmです。

電極は0.2mm厚の白金を幅1mmにカットして使用します。上から注がれる白く細い針金状の物が、アルミ製のパイプです。太さ0.6mm。今回この材料が見つかったことが大きな進展でした。
 
フレームは全て1mm厚の真鍮板に置き換えられました。レバーやカムは0.5mmです。それぞれが厚さを増した分フレーム内の調整も大きく変わってきます。次のページへ
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