工房便りダヨ〜ン^^;;
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2005.2.28
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JAZZ BASSであったが、最近娘のバンド活動に伴い改めてその存在が注目されてきたのである。特にビンテージといわれる程のものではないと思うが、相当に弾き込んでいる。以前の持ち主から聞いた話では、彼も中古で譲り受け、しばらく実戦で使用していたらしい。もともとこの手の楽器は、このようにプロの手の中をぐるぐると回り続けるもので、お蔵入りしている楽器が沢山あるだろうと、頷けるものである。 | |||
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今回選んだフレットはJIM DUNLOP W-3.0×H-1.4という見た目でも一番ごつく太いもので、握力のない女の子でも容易く押さえられ、力強いネックを目指す。弦高もぎりぎりまで下げたいが、あまりブイブイいわない程度に微妙な調整が要求されている。中途半端な仕事は嫌いなので、ノギスで一本一本長さを計り糸鋸で切断することにした。 | |||
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砕けていく。瞬接とセメダイン(ラッカーとの相性がよい)で補強しながらの作業が続く。打ち込みも終わり、サンディングですり合わせ。ついでにリアPUの調子が悪いので見てみる。案の定アース線がポット側で切れかかっていたので、新しいビンテージタイプの配線材で接続する。 |
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ナットは出来たが、弦が外れやすくなってしまった。そこでストリングガイドを専用の高さを付け自作することにした。これは、担った部材が無かったので30mmの真鍮丸棒から削り出す。いい加減だが、仕上がりはいい感じでしょう。それにしても真鍮を削ったのは久しぶり。サクサク削れて気持ちがいい。^^;; その後、ブリッジのクリーニング。サドルの一つに付いている高さ調整のビスに、頭が欠けているところが発見される。インチネジなので | |||
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と言っても、格段に弾きやすくなった。まったく別物。作業日数は約一週間ぐらい。学んだものも多い。 | |||
新しくベース担当になったカオリ^^;;。娘ではないのであしからず。キーボードからの転身だが、なかなかセンスがいいぞ〜。手が小さいので大きなベースが可哀想だが、まったく気にせずに弾いている。自分のベースを買うまでの代用品だが、この代用品に変わる物はなかなか見つからないかもね。 ^^;; | |||
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