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工房便りダヨ〜ン^^;;
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★形ポジションマークの製作 その1
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2005.4.21
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まずは、カッターの自作から。
φ16のSUM24L (快削鋼)からの削りだし。シャンクは8mmとする。本来であればもっと硬い鋼材を使いたかったが、手持ちにある物で間に合わせることにした。木材といえども疎かにできないのがカッターの役目だが、対象がローズウッドであることと、テスト切削のつもりだった。直角に削るだけだし、10個のピースが削れればよ
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しとしよう。
フライス加工は、ロータリーテーブルに固定し角度をしっかり保ちながら行う。切削ビットはハイス8mm。カッターの内径は6.2mm。目的は6mmだが、この0.2mmがものをいう。高速回転で、ゆっくりと時間を掛ける。フライスは対象物と削る方向をよく考えて行わないと、ビットが突然跳ね上がり思
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わぬ事故を招きかねない。そのためにもしっかりとテーブルに固定する訳だが、下手をすると機械までも壊してしまうことになる。
ローズから作ったチップを、木目を合わせながらはたき込む。木目が一致することは100%無いが、方向だけを慎重にみる。
ところで、ローズを削ると紫色の
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粉が出る。このとき本当に薔薇のような臭いがしてくるためローズウッドと名前が付いた。けっして薔薇の木ではないので御参考までに。全部で10個を埋め込む。ここまでで一休みだ。しっかりと乾燥させ、成形する。
★形に刻みを入れる方法をいくつか考察してみた。手持ちの機械を使い、綺麗に美しく削るにはどうすればよいのか。この手の仕事は通常インレイといって、それ専門の職人がいる。
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左のイラストはその時のスケッチである。
木片とアルミフレームを使い、一定の高さを保持したガイドプレートをネックに固定する方法を思いついた。ネックは全域に渡り微妙なテーパーが付いているため、これも計算にいれなければならない。
ガイドプレートは、透明なアクリル板が望ましく、開ける位置を確認できるようにしたい。しかもネックに固定後でも、多少の微調整をきかせたい。ハンドリューターも持ってはいるが、リューターをネック上で直角に保持するには、かなり大掛かりな装置になってしまう恐れがある。そこで、装置はフライスマシーンに設置することにする。 |
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いきなり、完成写真。^^;;
製作途中の写真もあるが、ページの関係上削除する。フレームは適当に割り出しているが、ガイドプレートの★形はCADからの割付をしている。ネックを挟み込むための補強が付け加えられた。5mm厚のアルミ板を使っている。ボルトはステンレス。台座へボルトの頭が埋め込むよ
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うに、φ12mmのカッターを自作し、加工している。
アクリル製のガイドプレート。
CADを使い10倍の大きさでシュミレートする。カッターの軸をφ2.3mmに設定したため、その分大きくしなければ思った仕上がり寸法に上がらない。★の高さは8.14mmと出た。
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3mmの炭素鋼を使い、カッターを自作する。ガイドプレートに当たる部分はφ2.3mm。先端のカッター部分はφ1mm。ローズウッドに開けたカッターと同要領で加工しているが、さすが先端部は小さいため難しい!20倍のルーペを使ってもやりにくい仕事だ。細かな仕事が多く、老眼も進んでいることから、今では50代と80代の老眼を使い分けている。ナハハ〜^^;; |
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さて、いよいよ本番です。→次のページ
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