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工房便りダヨ〜ン^^;;

スプリング ホルダーの製作

2005.6.17 
 
 

スチール製スプリングホルダーを作りました。
試作の段階では、真鍮を使いビス止めの壁に当たる部分をロー付けし、後で薄く加工していましたが、今回はしっかりとした図面を基に、かなり忠実に再現したつもりです。^^;;

 
穴開けのために作った治具は3mmの真鍮板。台座はアルミ製です。最初しっかりまじめに罫書き線を入れようとしましたが、1/100精度で罫書きは無理です。そこでセンターラインだけを入れ、後は機械を送る歯数で直接位置決めをしています。スチールはSS400、0.3mmを使用。治具に挟んで穴を開けるだけです。
 
仕上げは糸鋸とやすりのみ。小さい穴を直線で結んだ内側が求める仕上げラインになります。今見れば爪に当たる部分がカールし過ぎてるかな。^^;;少し不安なのは、スチール製といえどもかなり柔らかいことです。爪がスプリングのテンションに耐えられるでしょうか。駄目であれば厚さを0.5mmまで持っていかなければなりません。ん〜〜どうなることやら。。。
 

サドルの一体成形 その2

2005.6.16 
 
 

サドル一体成形からの続きを報告します。

弦高を調整するネジの加工をしてみました。このネジは普通のφ1mmの眼鏡用ネジ。正式名を「十字穴バインド子ネジ」といいます。実物ではこの部分に使用しているネジのことを「六角穴付き止めネジ-通称ホーロー」といわれるネジを使用しています。市販されているホーロータイプで最小はM1.6(太さが約1.7mm)で、スケール的に合いません。

 
そこで、十字の頭の部分を限界ギリギリで削ってみることにしました。できたのが写真の状態です。小さい!アタシの指も太いけど^^;;、削られた頭は直径が1.3mm、もちろんサドルを貫通することはできませんが、いまのところこれが限界でしょう。後は組み立てながら高さを調整し、必要であれば端末をカットすることにします。
 
今回表紙に使った写真は、0.5mmを使った3pピックガードです。しかもブラック。仕上がりが1.5mmになり、見た目にも厚く感じていましたが、先日0.3mmの塩ビをゲットしたためよりリアルなピックガードが作れるようになりました。このことは、また追って報告します。
 

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