工房便りダヨ〜ン^^;; |
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2009.11.10 |
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ツアーケースがやっと完成しました。今回は、内装の構想から生地の加工、貼り付けまでを報告します。 |
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その前に、ハンドルを製作 | ||||||
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組み上げました。スプリングの力が働き、台座が跳ね上がっています。 | ||||||
内装の準備 | ||||||
内装のレイアウトを考察中です。発泡ウレタンをカットし、スタンドや小物が納められるポケットを決定します。 | ||||||
発泡ウレタンをカットする機械です。普段はこの機械を使い建築模型などを作ります。角度を持たせたカットなど、正確にウレタンをスライスすることができます。フットスイッチが装備されており、購入した当時はカットが面白く、無駄に切り刻んでいた覚えがあります。 | ||||||
発泡ウレタンで決定したレイアウトを、木材に置き換えます。貼り付ける生地の厚みや、クッション材も考慮に入れ、枠を正確にはまり込むように成型します。 |
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内張 | ||||||
各部材をばらし、内張の生地を接着します。本来、実物ではそれぞれミシンがかけられていますが使用したのは水性タイプのボンドパワーエース・速乾アクリルです。クッション性と柔軟性を考慮すると、タイトボンドなどのような固着性ではなく、乾燥後も軟らかいものが理想的です。 内張に使用した生地は、通称ボアと呼ばれる毛足が10mm程度のものをチョイスしました。ぬいぐるみ等を作る際使用される生地ですが、毛足がいずれも長いことから、希望する生地が |
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中々見付からず、毛足を優先した結果です。 この生地の毛足には方向性があり、内側へ向かうように貼り付けなければなりません。 |
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液体ガスケットで底板を貼り付けます。底板は厚さ3mmとし、枠やクッションなどを固定しやすいように配慮します。また、ケースを組み上げているネジなどを避け最適化します。 | ||||||
貼り付けが終了しました。枠周辺の毛足を整え、ケースの外へ出ない程度に刈り込みます。 | ||||||
本体を納めてみましょう。底板へクッションを仕込んであるため、多少浮いた状態です。少しきつきつに作りすぎたかもしれませんが、時間がたてば馴染むことでしょう。 | ||||||
ケース完成 | ||||||
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1/3Guitar製作への感想をお待ちしております。お問い合わせは メールかGuitar Topの投稿フォームからお願いします。 水野哲也ミニチュアギタースタジオ |
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