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工房便りダヨ〜ン^^;;
 

 作業に復帰します。

2011.11.05 
 
P_32
 
復帰続きで申し訳ありません。^^;;

その前からのブランクを加えると約16ヶ月にもなります。作業デスクの部品達はいつの間にか錆び付いているし、工作機械にもうっすら錆が浮いている始末。機械の取り扱いすら忘れてしまいそうです。そして、その間電源を切ることがなかったMacProが、突然のクラッシュ。カーネルパニックから立ち直ることができず、そのまま1ヶ月ほど入院してしまいました。余程酷使していたのでしょう。ただ救われたのは、仕事が落ち着いた時期でよかったこと。 しかし、突然だったためバックアップは取れず、随分とデータを失っています。ホームページのデータも含まれていたことも、更新が遅れた理由のひとつでした。

6月には、私がギターの師と仰いでいた師匠が他界。享年62歳でした。このページでも紹介したジャズベースのオーナーです。膀胱癌を患い、更には心臓病からペースメーカーで延命。死の訪れが近いのは本人共々わかっていたはずですが、もう少し生きててほしかった。6月23日に他界しましたが、その前月の末、たまたま呼ばれたかのように会っていました。そのときに云われた一言が、写真に見られるような高い空の上から聞こえたかのように、耳の中で谺しています。「水野さんは、みんなに支えられているな、、」と。

<9月1日から5日間の予定で北海道へ行きました。90歳になる母上を連れた親戚を訪ねる旅でした。高齢に付き、最後の旅にならないことを祈りつつ、、飛行機の中から撮影した高度11.500mの雲海です。>
 
どこから、、、
 

混濁してしまった作業も、どこまで行っていたのか本当に忘れてしまいました。取り付ける部品群は袋詰めで寝ています。これからペグやボリュームなどのノブの製作をしなければなりません。そして塗装の準備も。まだまだややることがいっぱいだ。

 
  ボディーは塗装待ち状態です。1年以上も日陰乾燥され、いい状態でいます。Blackie独特の質感をどのように表現すればいいのか、まだ結論はでていません。
1Pネックはこれから細かな加工を重ねなければなりません。今回は共に塗装が勝負と云えそうです。
 
ピックアップにジャックプレート。それにスイッチか。そうだった!スイッチを6個作り、次の準備をしていたのでした。あらあら、まだまだ必要な部品があるじゃないですか。よし!思い出してきたぞ〜!^^;;
 

取りあえず今出来上がっている物を並べてみました。ネックはスカンプラインが掘ってあるだけです。ロッドを埋め込み、フレットの打ち込み作業ができるようにしましょう。その間に塗装テストもやっておかなければなりません。指板の汚れはどうしましょう。これも失敗したネックを使いテストしましょう。
おっと!ブラッキーはアームが無しだった。

 
Noros Guitar
 
珍しいギターを紹介します。ギタートップページでもリンクしているチャーリーズミュージック代表チャーリー野呂さん所有のギターです。ミニチュアではありません。^^;;
元は白のストラトキャスターでしたが、ボディーを極限まで削り取っています。見た通り電気系も取り除き、フロントピックアップはジャックプレートに直結しています。ヘッドもテレキャスターのようなカットライン。なぜこうなったのか本人に聞いてみると、コンセプトは<ルーズギター>寝っ転がり、胸の上に置いても重くなく、コードやフレーズの確認用ギター。要は究極の練習用です。自分で加工したそうですが、木部はむき出しで削り取ったまま。少々痛々しくも感じてしまいます。そこで私が仕上げることにしました。
 
 
 
このメイキングは、1/3ギターと合わせて報告していくつもりです。
 

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水野哲也ミニチュアギタースタジオ