Space Development-B
 
Freedom 1987 フリーダム1987年計画
1987年制作。クレセント・ボード105、画面サイズ(475×688mm)リキテックス・水彩ガッシュ・透明水彩使用。
 制作当初、NASAから提供された写真がとても小さく、細部がよく解らなかった。そのため、その後各所に修正を加えられ、宇宙飛行士も後に付け加えた。つまり、宇宙飛行士いないバージョンも存在している。細部に関しては、自分なりにNASAの資料をかき集め、取り組んでいる。この"フリーダム"と言う名称は、1994年まで使われたが、後に"国際宇宙ステーション"と変更されている。実際には、通信アンテナが地球側に向いた姿が正しいが、絵的にはこの方がいい。提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
 
Freedom 1989 フリーダム1989年計画
1989年制作。クレセント・ボード100、画面サイズ(450×450mm)リキテックス・水彩ガッシュ・透明水彩使用。
 この絵は1989年以降の計画に基づいて、会社パンフレット用として描いた。この時点でも細部がよく解らなく、そのため逆光にした構成に切り替えた。当時のNASAは悲しくも運行予算を大きく削られてしまい、初期設計からどんどんと規模が縮小していく姿が見て取れる。
zoom in
 
  JEM きぼう (JAPANESE EXPERIMENT MODULE)
1987年制作。クレセント・ボード100、画面サイズ(475×688mm)リキテックス・水彩ガッシュ・透明水彩使用。
 NASA国際宇宙ステーションに搭載する、日本実験モジュール。1987年当時の設計。宇宙開発事業団のパンフレット用に描かれた。現在は暴露部と呼ばれる船外部が、大きく変更されている。ここには多くの実験装置が取り付けられことになっている。当初はスペースシャトルの貨物室にあわせ台形の形が基本であった。全体の製作は三菱重工が受け持ち、マニュピレーター(ロボットアーム)は東芝がつくる。2004年打ち上げ予定。余圧部zoom in
提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)
 
Artifical Satelliet-001
1986年制作。クレセント・ボード105、画面サイズ(475×688mm)リキテックス・水彩ガッシュ・透明水彩使用。
 このような多くの完成予想図は仕事を依頼されてすぐに描けるものでもない。特に宇宙関係は、多くの技術陣が関わり新たなテクノロジーを産出するため、日夜研究し続けている。すべてに通じるが、私はこれらの機械集合体を描く前に、各部の説明を出来る限り聞くことに専念する。そのことにより、必ずよい結果が生まれる。トラス部zoom in
 
Space Development-B

 

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