Space Development-C
 
Space colony
1984年制作。クレセント・ボード100、画面サイズ(350×900mm)リキテックス・水彩ガッシュ・透明水彩使用。
 1985年、茨城県つくば市で科学万博が開催された。この絵は、東芝館でコンピューター制御されたマルチスライドとして上映された。zoom in
 
Solar power
1984年制作。クレセント・ボード100、画面サイズ(350×900mm)リキテックス・水彩ガッシュ・透明水彩使用。
 1985年、茨城県つくば市で科学万博が開催された。この絵は、東芝館でコンピューター制御されたマルチスライドとして上映された。この太陽発電衛星は長さを1500mに装丁している。地球静止軌道上36000kmからマイクロ波によって電力を供給する。技術的にはすでに克服しているらしいがしかし、こんな巨大建築物が宇宙で展開されるのは、まだまだ先のお話し。zoom in
 
Lunar base
1984年制作。クレセント・ボード100、画面サイズ(350×900mm)リキテックス・水彩ガッシュ・透明水彩使用。
 1985年、茨城県つくば市で科学万博が開催された。この絵は、東芝館でコンピューター制御されたマルチスライドとして上映された。月の探査は1970年代のアメリカ・アポロ計画で一応の決着がついているが、今後日本でもいくつか観測計画が上げられている。さらに月は資源の宝庫であり、大手の建築会社は月の土からコンクリートをつくる実験も行っているらしい。近いうちにこんな風景が見られるかもしれない。zoom in
 
Satellites
1981年制作。クレセント・ボード100、画面サイズ(475×688mm)アクリル・ガッシュ・水彩絵の具使用。
 1981年ダイヤモンド社・ポピュラーサイエンス"軍事衛星の特集"用に描いた。その後、1984年講談社・科学大事典"MEGA"に掲載。描き初めの頃まだ冷戦状態であったことから、ソビエトのソユーズ型宇宙船の資料があまり無く、形を特定するのに時間がかかったことを思い出す。私は宇宙を描くときはまず初めに全面ブラックで塗りつぶす。その上に星や衛星を描き起こしていく作業体勢を取っているが、この絵の場合は最初に地球だけを水彩絵の具で描かなければならなかった。雲や空気のよどみはエアーブラシを使った"水抜き法"と言う手法で、"気象衛星ひまわり"からの資料をみながら丁寧に描き出してる。
 
Space Development-C

 

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